
リンパの流れが滞って…なんて話を聞くと何となく身体に悪いことがおきているような気になりますよね。
そもそもリンパってなんなんでしょう?
良くわからないという方もおられるかと思いますので、簡単にご説明しましょう。
【リンパとは?その仕組みと役割】
リンパ系とはリンパ管やリンパ節、そしてその中を流れるリンパ液を含めた複雑な導管のネットワークシステムのことを指し、体内の水分調節や免疫機能などに関与しています。
血液が骨髄の造血細胞で作り出されるように、リンパ液もどこか特別な場所で作られているのかといえば、そうではありません。
身体の各細胞内にある細胞間質液がリンパ管内へと吸収されてリンパ液となるのです。
酸素や栄養素を末梢の細胞まで運び込んだ血液は毛細血管から細胞へ染み出します。
そこで物質交換やガス交換が行われ、滲み出た水分は再び毛細血管から静脈へと吸収されるのですが、2割ほどは血管ではなく毛細リンパ管へと入り込みます。
この水分がリンパ液です。
リンパ液の中には各細胞で発生した老廃物や細菌、ウイルスなどを含み、リンパ管は、さながら下水道のように身体の各部から要らなくなったものを回収していくのです
リンパ管は毛細リンパ管から始まり、少しずつ合流して太くなっていきます。
その走行は静脈に沿うような形で全身に張り巡らされています。
そして必ずリンパ節と言われる関所を通ります。
このリンパ節でリンパ球を始めとした白血球が免疫機能を働かせて細菌やウイルスなどの異物を除去します。
最終的に2本の太いリンパ管となり静脈に合流して心臓へと戻されます。
そして肺循環によって浄化された血液は再び心臓から動脈へと押し流され全身へ新鮮な酸素と栄養素を運び込みます。
つまり体中から要らなくなった老廃物や、細菌やウイルスなどの異物を回収して除去してくれるのがリンパというわけなのです。
【リンパの流れはどうして悪くなるの?】
リンパは血液に比べても流れが悪くなりやすい構造になっています。
リンパには血液における心臓のようなポンプの役割を果たす器官が存在しません。
そのため安静時にはほぼ流れていない状態です。
リンパ管周辺の筋肉の動きに押し流される形で流れていきます。
その勢いは弱く、重力の抵抗に負けて逆流してしまわないために逆流防止の弁がついています。
筋肉の動きが少ない人は、その分リンパの流れも悪くなりやすいのです。
長時間のデスクワークなどで足がむくんでしまうのはそのためです。
【リンパの流れをよくするためには?】
ただでさえ循環能力の弱いリンパの流れを良くするためには、筋肉のポンプ作用をしっかりと働かせることが大切です。
幸い筋肉は意識して動かすことが可能ですので、日頃から運動不足にならないように心がけましょう。
とくに重力の抵抗を受けやすい足の筋肉をしっかりと動かすことで、リンパ全体の循環を良くする効果が期待できるでしょう。
リンパを意識したマッサージも効果的です。
末梢から心臓に向かって皮膚を擦るだけでも、リンパの流れを改善させる効果はあります。
むくみがひどいと感じるのであればふくらはぎや太ももを下から上へ、少し圧を加えながら擦ってあげましょう。
【リンパの流れを改善するとどうなるの?】
滞りやすいリンパの流れを良くするように日頃から意識することで、体内の免疫機能が正常に働き、老廃物の除去・分解もスムーズに進んで慢性的な倦怠感からも開放されるでしょう。
年齢を重ねるとともに、気が付かないうちに全体的な運動量は減り、動きの大きさも小さくなりがちです。
これでは筋肉の動きも小さく制限されたものになってしまいます。
歳をとると疲れやすくなるのは、リンパの流れが滞り、老廃物の分解が進まなくなっていくことも原因の一つになっていることは間違いないでしょう。
肌荒れや慢性的な肩こり、腰痛などもひょっとするとリンパの循環不全が要因になっているかもしれませんよ。
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