
寝ている間に突然足がつって飛び起きる。
そんな経験ありませんか?
特に何にも心当たりがないのにどうしてあんなことが起こるのでしょう?
一体何が原因なのでしょうか?
【どうして足がつるの?】
通常骨格筋は、自らの意志で発せられた運動神経からの司令を受けて収縮したり弛緩したりします。
しかし足がつっている時は、寝ている間のような全く動かそうという意識のない状況でも異常な筋肉の収縮が起こっています。
これはそれほど足を使った覚えがないときにも起こることがあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
実は医学的にまだはっきりしたことは分かっていません。
ここ最近の見解では、筋肉中のミネラルや水分のバランスが影響しているのではないかと言われています。
筋肉は筋肉中のナトリウムやカリウムといったミネラル分の出し入れによって、その収縮加減をコントロールしています。
これらのミネラル分がバランスを崩すと、運動神経の末端が誤作動を起こして、筋繊維の収縮をコントロールできなくなってしまうのです。
また、筋肉中にはその収縮や弛緩を感知するセンサーのような細胞が存在します。
筋紡錘やゴルジ腱器官といわれるものがそれにあたるのですが、それらの細胞は筋肉が過度に引っ張られたり、強い力で収縮したりした際に、筋肉自体が傷ついたり断裂したりしないよう、反射的に筋肉に対して「縮め」とか「緩め」という命令を送ります。
筋肉中の水分やミネラル不足がこれらのセンサー細胞に影響を与え、誤作動を引き起こしているのではないかといわれています。
【ミネラルはバランスが大事】
では筋肉中のミネラルや水分は、どういったときにバランスを崩してしまうのでしょうか。
まずは単純に食生活の乱れが考えられます。
タンパク質・糖質・脂質の三大栄養素は大事ですが、それらにビタミンとミネラルを加えて五大栄養素という表現がなされることも多いです。
ビタミンやミネラルは体を直接構成する要素ではありませんが、体内で行われるさまざまな反応を円滑にするために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンやミネラルには多くの種類がありますが、すべてがバランスよく補給されることが重要で、いくつかの種類に偏って存在してもうまく働きません。
筋収縮にはナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどといったミネラルが関与しますが、そのうちのどれかが多くても、またはどれかが少なくても筋収縮はスムーズに行われなくなってしまいます。
【末梢の血行不良が原因?】
食生活がそれほど乱れているとは思わないのに筋肉中のミネラルバランスが崩れていることはあり得るのでしょうか。
そういった場合は血流の悪さが原因かもしれません。
運動不足や筋肉量の低下などで末梢の血流が低下することほよくあることです。
50代・60代ともなると筋量に衰えがみえる方も多く、冷えやむくみに悩まされている方も少なくありません。
たとえ十分な量の栄養を取っていたとしても、それらを身体の隅々まで運ぶのは血液です。
血流が悪くなってしまえば末梢の筋肉、とくに重力の抵抗を受けやすい足底や下腿の筋肉にしっかりと栄養を行き届かせることが難しくなるでしょう。
そのような状況が何か月、何年も続くことによって、つりやすい足になってしまっているのではないでしょうか。
また激しいスポーツをしている最中にも足がつることがあります。
プロのサッカー選手や野球選手がピッチやグランド上で足がつっている映像を見たことがありませんか?
彼らは運動不足で筋力が低いのでしょうか?そんなわけはありません。
激しく体を動かすことによって、大量の汗とともに汗に含まれるミネラル分が多く流出してしまいます。
そこで水分やミネラルの補給方法を間違うと筋肉は激しく収縮したり痙攣をおこしたりしてしまうのです。
炎天下での運動でも同様のことは起こり得ます。
そのほかに妊娠や薬の副作用、病気、などによって末梢の循環不全や筋中の栄養バランスの乱れは引き起こされることがあるでしょう。
【足がつるのを予防するには】
どのようなケースにおいても、筋肉にまず十分な水分とミネラルを供給する必要があります。
食事に気を付けてバランスよく摂取することが最も好ましいですが、うまく食事がとれない場合などはサプリメントに頼ることも悪くありません。
一度に大量に摂取しても吸収できる量は限られていますので、出来るだけこまめに補給するほうが良いでしょう。
そして末梢の循環を良くしておくことも重要です。
手軽に自分でできることといえばマッサージやストレッチなどがあげられます。
これも一度に疲れるほどほどやったところですぐに効果の出るものではありません。
毎日の生活に習慣づけて行うようにしましょう。
そして、特に中高年の方にとっては筋力の低下を防ぐことも大切です。
定期的に運動することで、ある程度の筋力を維持し、疲れにくい体作りを心がけましょう。
足がつってしまうことは末梢の循環が悪くなり、体内の水分や栄養のバランスが偏ってきているサインです。
やるべきことはそれほどハードな内容ではありませんが、継続して体を動かし、足がつりにくい状態をキープすることは、体内の環境を良い状態に保つことに通じているのです。
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