
朝、起き抜けの一杯や食後のコーヒー。
ホッと一息つきたいときにコーヒーを愛飲されている方は多いのではないでしょうか。
コーヒーに限らず、緑茶や紅茶など、リラックスタイムにとる飲料にはカフェインが含まれていることが多いようです。
最近ではカフェインに対して副作用や依存症の危険を指摘するような声も出てきましたが、一体カフェインは体にどのような影響を与えるのでしょうか。
今わかっていることをまとめてみました。
【カフェインとは】
コーヒーなどに含まれるカフェインはアルカロイドという種類の化合物です。
摂取後30分ほどで脳まで運ばれ覚醒作用や鎮静作用をもたらします。
コーヒー以外にも紅茶や煎茶、ウーロン茶などにも含まれ、特に玉露には多く含まれています。
お茶類以外にはココアやコーラ、エナジードリンクなどの栄養ドリンクにも含まれています。
コーヒーに関する記述は西暦900年頃が最初といわれ、その頃すでにコーヒーに含まれるカフェインの効果は認識されており、薬として飲用されていたようです。
【カフェインの効果】
カフェインといえば眠気覚まし、というイメージが強いかもしれませんが、カフェインが引き起こす生理作用はそれだけではありません。
脳に直接作用して神経を覚醒させます。
中枢神経を興奮させて心筋を収縮、脳細動脈を収縮させるなど交感神経が活発に働くようになります。
腎臓の血管等にも働きかけて利尿作用ももたらします。
これらの作用の結果、集中力が高まり、肉体的にも力を発揮しやすくなって疲労を感じにくくさせてくれます。
【カフェインの弊害】
カフェインの摂取は適量でおさまっていれば上記のような効果が期待できるのですが、過剰に摂取することでいろいろと問題を引き起こすようです。
そもそも上記のような効果は神経を興奮させることによって感覚を麻痺させているといってよく、実際に疲労を回復させたり、傷ついた組織を修復したりしているわけではありません。
適量を超えて摂取しすぎると、その覚醒作用のせいで睡眠障害が起き、中枢神経への刺激がめまいや心拍数の増加を引き起こし、不安やふるえを誘発する可能性もあります。
また消化器官にも影響を与え、下痢や吐き気、胃痛などの原因にもなります。
長期的に多くのカフェインを摂取していると、少量のカフェインでは覚醒作用が起こりにくくなり、かえって疲労を感じるようになっていきます。
そしてそれを解消するためにカフェインの摂取量が増えてしまうケースがあります。
カフェインを摂取しないことで頭痛や体のだるさなどの不調が現れるようになると、それはカフェイン依存症の兆候かもしれません。
カフェインは摂取することで人の身体に様々な生理作用を起こさせる化合物です。
たかがコーヒーといっていくらでも飲んでよいものではありません。
過剰に摂取することは体を害することになるので注意が必要です。
【カフェインはどう摂るのがいい?】
コーヒーや紅茶を飲むことで気分が落ち着き、もはや生活の一部となっている方も多いでしょう。
決して「カフェインが体に悪いのでやめましょう」といいたいわけではありません。
少なからず体に影響を及ぼすものですので、摂りすぎに注意してうまく利用しましょう、ということです。
一般的にカフェインの摂取量は1日に400㎎以下に抑えるのが良いとされています。
コーヒーでいえば5~6杯程度でしょう。
もちろんその反応には個人差がありますので、これくらいの量を目安に調整してください。
多く摂りすぎても、それだけ良い作用があるわけではないので400㎎を上限と考えてよいでしょう。
なお妊婦にとってカフェインは胎児への酸素や栄養の供給を阻害する恐れがありますので、摂取を避けたほうが無難です。
運動前に積極的に取ることによって集中力や持続力が増したり、脂肪燃焼の増大が期待できたりするという報告もあり、一部のトレーニーたちがトレーニング前に好んでカフェインを摂取するケースがあります。
これも効果のほどには個人差があり、絶対に摂ったほうが良いというものではありません。
摂取しなければ体に悪いというものではありませんので、ちょっと依存してるかも、と思う人はたまにカフェイン断ちをしてみるのもいいかもしれません。
おからだにお悩みの50代・60代の方へ
いま話題の50代・60代専門出張パーソナルサービスGOALS(ゴールズ)では、
初回無料カウンセリング、体験無料キャンペーンを行なっています。
資格を持った一流トレーナーがお伺いさせていただきますのでご安心下さい!
また、ただいま、トレーニングキット(約2万円分)をプレゼントしています!
お問い合わせ、資料請求は
株式会社GOALS
03–6447–0475
もしくは下記よりお問い合わせ下さい。
資料請求ご希望の方は、「ご相談内容」にご住所を記載下さい^^
<50代・60代専門 出張型パーソナルトレーニングサービスGOALSとは?>
・皆様の自宅にお伺いいたします
・全員資格を持った一流トレーナーのみ
・六畳一間でOK
・特別な機材は必要ありません
GOALS(ゴールズ)のホームページはこちら


最新記事 by GOALS編集部 (全て見る)
- 起き抜けの腰痛、何とかしたい! - 8月 22, 2017
- 脳はいくつになっても発達させることができる!− 50代~60代の方向け - 8月 2, 2017
- 関節にいいとされるコンドロイチンやグルコサミン…実際にどれくらい効果的なの?− 50代~60代の方向け - 8月 2, 2017