
日頃から何となく腰痛を持っている人の中には、朝起き抜けに腰痛を感じる人も少なくありません。
布団から起き上がるのも一苦労。
そんなことでは気持ちよく目を覚ますことができませんよね。
何とかならないものでしょうか。
【寝起きに腰が痛くなる原因】
特に頑張って体を動かした覚えはないのに、寝起きに発生する腰の痛み…
本来人間の身体は眠っている間に体を休め、痛んでいる部分を修復し、出来るだけ身体をリセットして朝を迎えるものなのですが、起き抜けに腰が痛いということはこの働きがうまく機能していない可能性があるということです。
何が原因でこういったことが起こるのでしょうか。
まずは単純に腰の筋肉や筋膜の血行が阻害され、疲労が蓄積され続けることが考えられます。
二本足で行動する人類は四本足の他の動物に比べると腰にかかる負担はどうしても大きくなってしまいます。
筋力があり、きれいな姿勢を維持できる人はその負荷をうまく分散することができ、不要な負担が腰にかかりすぎないようにできます。
しかしデスクワークや日常的な家事などしか身体を動かす機会がない人は、同じところばかりに負荷がかかって筋肉に疲労は溜まりますが、姿勢は崩れ、筋力は衰えがちになります。
このような状態が続けば、当然腰の筋膜は固くなり、慢性的な腰のハリや痛み、動きの悪さが発生してしまいます。
慢性的な筋肉や筋膜のハリは、睡眠中などの休息時にもうまく力を抜くことができない原因となります。
睡眠中に力を抜くことができなければ、筋肉は疲労を解消するどころか、より筋緊張が強くなってしまうことにもなりかねません。
また、寝具も睡眠中の脱力には大きく影響を及ぼします。
仰向けに寝転んだ人の身体は真平らではありません。
立位での果汁をうまく逃がすために頸椎から骨盤にかけてS字の湾曲を描いています。
硬すぎる寝具は頚部や腰部に隙間を作り、そこに荷重がかかってしまいます。
逆に柔らかすぎる寝具は背中とお尻を支えることができず、腰が反ってしまって腰痛の原因を作り出してしまいます。
脊柱のS字彎曲にそうようにぴったりと支えることができるような寝具がベストなのですが、S字湾曲の角度は人それぞれで、自分の湾曲にぴったりと合う柔らかさの寝具を見つけることは難しいかもしれません。
また眠り方に問題がある場合もあるでしょう。
一般的には適度に寝返りを打ちながら仰向けで寝る人が多いでしょう。
人体の構造上、この寝方が血流を阻害しにくいですし、脱力もしやすいと思われます。
しかし骨格や筋バランスのゆがみ、小さいころからの癖、精神的ストレスなどで睡眠中の姿勢は崩れてゆきます。
極度の疲労や深酒などでまったく寝返りを打たない場合もあります。
偏った寝方のせいで、睡眠中に腰に負担がかかり寝起きの痛みにつながる場合があるでしょう。
【起き抜けの腰痛を改善するには】
寝ている間の腰の筋肉の緊張をとることを考えなくてはなりません。
一般的には仰向けが良いといいましたが、すでに腰痛が出ている場合、仰向けのせいで痛みが出ている可能性は否めません。
そんな場合は半分うつ伏せになるような形で寝てみてください。
横向きになって抱き枕を足に挟んで覆いかぶさるように倒れこみます。
この形であれば比較的腰から脱力しやすく、軽く背中が丸まりますので脊柱の湾曲や側弯がおさえられ、無理な負荷が腰にかかりにくくなります。
真横に寝ると身体の接地面が小さくなって不安定になり力を抜きにくくなりますし、完全なうつ伏せだと呼吸のために首をどちらかに回旋しなくてはならず、胸部も圧迫され腰も反りやすくなってしまいます。
半分うつ伏せで腰に負担がかからないように眠りましょう。
そして日頃から体操やストレッチを積極的に行うことで腰の血行が悪くならないように心がけましょう。
特に就寝前は筋肉の緊張をほどくためにも、ゆっくり大きな動きで全身の力が抜けるように促します。
強い負荷や激しい動きは交感神経を刺激して睡眠を妨げますので、出来るだけゆっくりと脱力することで副交感神経を優位に働かせ、そのまま眠りにつくようにしましょう。
【腰の痛みは軽く考えない】
痛みを感じるということは、何らかの問題が身体に発生している証拠です。
人の身体は痛みを発生させることによって体の不調・変調を自覚するようにできています。
中でも腰はすべての動きに関与する重要な部分で、腰が動かせなくなると首や腕も動かすことはできなくなるでしょう。
その腰に常に痛みがあるということは、結構な問題なのです。
まあ放っておいてもなんとかなる、ということはありません。
放置することで腰はもちろん、体中のいろんなところに悪い影響が出てくるのは間違いありません。
痛みがひどく、一向に良くなる気配がない場合は病院で診てもらいましょう。
単なる筋膜性の腰痛ではなく、思わぬ病気が隠れているということもありえます。
痛みがひどくなってにっちもさっちもいかなくなってしまう前に、早め早めの対処を心がけましょう。
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